ミカパパ@ミカエル家です。
赤ちゃんが産まれて、赤ちゃんが成長してくると離乳食の時期が近づいてきます。初めての赤ちゃんだと、『いつ始めればいいの?』『どうやって始めればいいの?』など分からないことばかり。ミカエル家でも、ミカママがいろいろと離乳食について調べてスタートさせていました。
離乳食を始めなければいけないけど、なにから始められばいいの?という疑問に少しでも答えられるように離乳食について、まとめてみました。
離乳食とは
離乳食の目的
1番の目的は栄養をとることです。
そんなこと当たり前と思われるかもしれませんが、産まれたばかりの赤ちゃんは母乳やミルクだけで十分でも、半年ほどすると母乳やミルクだけではエネアルギーが不足してきます。そのため、母乳やミルク以外から栄養を取得する必要が出てきます。
赤ちゃんも大人と同じように、バランス良く栄養をとる必要があります。3つの栄養源をバランスよく取りましょう。
栄養源 | 主な目的 | 多く含む食品 |
炭水化物 | 脳や体を動かすエネルギー源 | ご飯、パン、いも |
ビタミン・ミネラル | 健康の維持や体調を整える | にんじん、ほうれん草 |
タンパク質 | 筋肉や血液など体を作る | 乳製品、豆腐、卵、肉 |
毎食3つの栄養源を摂取できなくても、2〜3日でバランス良く取れれば大丈夫です。
大人と同じ料理を食べる練習
赤ちゃんの体は大人よりもずっと未熟です。たとえば、ミルクか母乳を飛んだあとに吐き戻ししたり、その他にも赤ちゃんの消化器官には未熟な部分がたくさんあります。未熟だからこそ、いきなり大人と同じような食事を食べることができず、大人と同じ食事ができる準備期間が必要です。
赤ちゃんには最初は歯もありません。大人が簡単に行う、食べ物を噛んで消化器官に食べ物を送る作業もできず、赤ちゃんは『飲む』ことしかできません。だからこそ最初は飲み込めるような柔らかい食事からスタートし、舌を上下に動かして食べ物を上あごでモグモグするようになり、歯が生え揃って、大人と同じような食事ができるように訓練を行っていきます。
離乳食の進め方
各月齢ごとの目安
各月齢ごとの食事回数やメニューの目安を書いてみましたので、参考にしてください。
月齢 | 食事回数 | メニュー数 | ご飯の目安 |
5〜6ヶ月 | ・最初は 1日1回 ・1ヶ月経過 1日2回 | 1〜3品 | 10倍がゆ |
7〜8ヶ月 | 1日2回 | 2〜3品 | 7〜6倍がゆ |
9〜11ヶ月 | 1日3回 | 2〜4品 | 5倍がゆ |
1歳〜1歳6ヶ月 | 1日3回 | 2〜4品 | 軟飯 |
離乳食初期の食事のイメージ
●5〜6ヶ月ごろ
最初は10倍がゆ1さじから、徐々に増やしていきましょう。10倍がゆに慣れてきたら、やさい等を増やしていきましょう。
1ヶ月程度たちおかゆ、やさい、豆腐に慣れてきたら、2回食へ。食べたそうなそぶりをみせてくるようなら、食欲に合わせて量をふやしていきましょう。また、この頃から麦茶を与えると、最初はストローで飲めないのですが、徐々に飲み物を吸うことを覚えてきて、吸うという行為を覚えることができます。
●7〜8ヶ月ごろ
7ヶ月ごろになると、離乳食にも慣れてきます。赤ちゃんの様子を見ながら、食事の種類も量も増やしていきましょう。まだ歯ははえてないのですが、舌と上あごでつぶして、モグモグする仕草をみることができます。モグモグして、食べ物が飲み込んだことを確認して、次の食材をあげましょう。
このあたりから次のステップとして、かための食材にも少しずつトライしていきましょう。この頃から、スプーンを自分で持とうとしたり、離乳食をあげることが大変になってきます。
離乳食を始めるときの注意点
食物アレルギーについて
人間が生きていくために食べていかなければいけませんが、体が食材を『異物』と判断し、必要以上に体が反応してしまうことが食物アレルギーです。
卵や乳製品などは食物アレルギーを起こしやすい食材ですが、摂取時期を遅らせても食物アレルギーの予防効果があるという医学的根拠はないとと言われています。
初めての食材の離乳食
万が一、食物アレルギーの症状がでたときには、すぐに病院に行かなければならないので、初めての食材を食べるときは、日中の病院が空いている時間に食べさせてください。
また、食物アレルギーの強さは、食べた量が多ければ多いほど強くなので、初めての食材を食べるときには少量にしましょう。
最後に、食物アレルギーが発症したときには、なにの食材で発症したか特定する必要があるのですが、初めて食べた食材が複数ある場合、どの食材で食物アレルギーが発症したか分からなくなってしまうため、初めて食べる食材は1つにしましょう。
離乳食初期の主な調理法
裏ごし
食材をやわらかく茹でて、ペースト上にするときに最もなめらかになる方法です。食材を腰あみにのせて、スプーンなどの背で押し付けます。
すりつぶし
食材をすり鉢に入れて、すりこ木で食材をペースト状にしていきます。
すりおろす
おろし器で食材をすりおろします。繊維を断ち切り、なめらかになり、ペースト作りやソースのとろみ付けに使います。
離乳食のフリージングのすすめ
家の家事や授乳、寝かしつけなど、自分の時間が取れないのに、さらに離乳食づくり・・・。少しでも時間を短縮するためにおすすめなのがフリージングです。
離乳食を毎回イチから作るより、まとめて調理し、小分けで冷凍しましょう。使いとたいときに必要な量をを解凍・加熱しましょう。
●新鮮なうちに調理・保存
食材の鮮度が落ちれば味も落ちるので、新鮮な食材を選びましょう。また、雑菌が入らないように調理器具を清潔に保ちましょう。
●すぐ食べられるように冷凍
冷凍庫から出して、すぐに食べられるように、食材を食べやすい形状に下ごしらえし、食事1回分に小分けして冷凍しましょう。
『煮る』『茹でる』などを行う加熱させる食材は、冷凍する前に加熱し、食材を冷ましてから冷凍しましょう。湯気が頃って霜になり味が落ちてしまします。また、冷凍庫の温度が上がって、その他の食材が痛む原因にもなります。
●冷凍期間は1週間
冷凍後も少しづつ食材の劣化は進みます。赤ちゃんは成長過程で免疫力も低いため、1週間を目安に使い切りましょう。
●食べさせるときは再加熱
冷凍中に雑菌が繁殖してしまう可能性があるため、解凍後には再度加熱してから食べるのが安心です。レンジや鍋を使って十分に再加熱を行いましょう。
離乳食おすすめグッズ
フリージング用おすすめグッズ
フリージングして小分けで冷凍させるさいにお勧めの商品。小分けされたブロックに、食材を一つ一つ保管することで、使いたいときに必要な量を取り出すことができます。
離乳食のアドバイス
離乳食にはママと赤ちゃんが食事を楽しむことが大切です。
- マニュアルにとらわれない
- 販売されている離乳食でも大丈夫
- 赤ちゃんが食べなくても気にしない
ここまで離乳食の作り方をご紹介してきましたが、一番大切なことはママと赤ちゃんが楽しく食事を楽しむことだと思います。
楽しむためには、マニュアル等にとらわれず、離乳食を楽しめるスタイルを確立していくことが良いかと思います。そこには、離乳食を作ることが大変であれば、ベビーフードを購入してくることもありだと思います。
赤ちゃんが離乳食を食べないこともあると思いますが、『自分も食べたくないな日もあるよね』くらいの気持ちで考えすぎないことが、離乳食を楽しめるコツだと思います。
楽しい離乳食ライフをおくりましょう!
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