ミカパパ@ミカエル家です。
2020年にミカエルが産まれて、ミカエルの成長を日々見守っています。ミカエルの成長を見守る中で得た知識を共有していきたいと思います。
1歳までのベビーシートを購入された方は、1年間チャイルドシートを利用して買い替えの時期が近づいてきているのではないでしょうか?
1年間チャイルドシートを使ってきて、なんとなくチャイルドシートのイメージも持たれていて、知識が増えたからこそ、次はもっとよい選択をしたいと思いますよね。
すこし安全性の知識と安全性の高いおすすめチャイルドシートをご紹介させていただきます。
いままでの経験と合わせていただくと、より最適なチャイルドシートをご紹介できると思います。
チャイルドシートに満たして欲しい安全基準
チャイルドシートの目的は赤ちゃんの安全のためなので、安全性が高いことを条件に考えたいです。
安全性なんて事故しないと分からないよね?
チャイルドシートには安全基準があるので、どの安全基準を満たしているかチェックするといいよ。
いま日本で販売されている安全基準はECE R44、もしくはECE R129(i-Size)という基準があります。
今回はECE R129の安全基準を満たしているチャイルドシートをおすすめします。
R44とR129(i-Size)の比較が下の表になります。
項目 | R44 | R129(i-Size) |
---|---|---|
衝突評価 | 前方 後方 | 前方 後方 側面 |
衝突 判定基準 | (前方、後方) 頭部の変位量 | (前方、後方) 頭部変位量 頭部の加速度 胸部の加速度 腹部への圧力 (側面) 頭部変位量 頭部の加速度 |
固定方法 | ISOFIX シートベルト | ISOFIXのみ |
R129では側面からの衝突が新規に追加されています。
事故にあうときは、自分のミスでなくても横から走って衝突してしまう場合があり、自分ではコントロールできないポイントなので、側面からの衝突にも十分配慮したいです。
また、R44は衝突したときに頭がどれくらい動くか?という評価でしたが、R129では頭部以外にも胸部や腹部に範囲が広がり、どれくらい赤ちゃんに衝撃が伝わるかという点でも評価が追加されています。
このような考えから、ミカパパはR129(i-Size)対応のチャイルドシートをおすすめします。
R129については、チャイルドシートの安全基準 R129(i-Size)ってなに?をご覧ください。
注意点は、R129はISOFIXのみしか対応していません。
そのため、ISOFIXに対応していない自動車については取り付けできないので、購入前にはお手持ちの自動車について確認をお願いします。
ISOFIXについては、【チャイルドシート】ISOFIXとは?をご覧ください。
チャイルドシートの外部評価
チャイルドシートの安全性については、販売可能となる安全基準とは別に外部期間が評価しています。
主な調査としては、国内における調査とドイツの機関による調査の2種類があります。
調査国 | 調査機関 | 通称 |
日本 | 国土交通省 自動車事故対策機構 | チャイルドシートアセスメント |
ドイツ | ADAC (ドイツ自動車連盟) | ADACテスト |
日本製の販売数の多いチャイルドシートはチャイルドシートアセスメントで多く評価されています。一部、海外輸入チャイルドシートの評価結果もあります。
安全基準を通っているチャイルドシートの中でも、どれがより安全か?という観点で評価します。
ADACはドイツの評価なので、より欧州メーカーのチャイルドシートが評価されます。
日本に流通しているメーカーでいうと、マキシコシ、サイベックス・ブリタックス レーマー・ジョイーなどが多く評価されています。
ミカパパ的なチャイルドシート選定ポイント
チャイルドシートのデザイン
項目として書かせていただきましたが、かなり個人の感性による部分はあります。
どうでも良い話ですが、ミカパパは欧州系の高級系チャイルドシートのサイベックスやブリタックスレーマーのデザインは好きです。
ただ、最低限の安全基準を見たしていれば、好きなデザインのチャイルドシートの方が愛着が湧いていいと思います。
最低限の安全基準とは、Eマークがついていることは当然で、できればチャイルドシートアセスメントで『推奨しない』の評価になってないであったり、ADACテストで4.6以上になっているチャイルドシートは個人的には避けたいと思います。
チャイルドシートの通気性
赤ちゃんは平熱も高く、暑がりです。
大人が少し寒いなと思うくらいがちょうど良いそうです。1歳くらいになってくると汗もよくかくようになり、親としても気を遣ってしまういます。
ミカエルも非常に暑がりで非常に汗をかきます。髪の薄い夏場のおじさんのような髪型になることは内緒です。
ミカエル家としては通気性の高いチャイルドシートというのは重要な指標の一つです。
1歳から使えるチャイルドシートのおすすめ
アップリカ / フォームフィット
※画像は商品ページに飛びます。
今回ご紹介するチャイルドシートで唯一の日本製です。
チャイルドシートアセスメントの評価は非常に高いです。
シートの肌触りはメッシュが入っていて、日本の自動車によくあるシートの感じです。3つの中では通気性も高そうで、汗かきの赤ちゃんにもおすすめできると思います。
●主要なスペック
使用期間 | 15ヶ月〜10歳 (〜135cm) |
総重量 | 10kg |
サイズ | W44〜50.5cm × D51.5〜57cm × H65〜77.5m |
安全基準 | ECE R129/03 |
チャイルドシート アセスメント | 前面衝突試験:優 使用性評価試験:24 (2015年新評価) 結果リンク |
nuna(ヌナ) / MYTI(マイティ)
※画像は商品ページに飛びます。
ヌナはオランダの高級ブランドです。
ミカママはデザイン的にはヌナ マイティが好みのようです。
特徴的な設計はシートの奥行きが短く、大人が椅子に座るように膝を下に降ろしやすい設計になっています。
シートの裏は空洞になっていて、通気性を気にした設計にはなっていますが、クッションも重厚で暑がりで汗かきな赤ちゃんには少し心配です。
そして、ヌナ マイティはふるさと納税にもあります。
詳細はふるさと納税 1歳以降から使えるチャイルドシートをご覧ください。
使用期間 | ハーネスモード15ヶ月〜目安として4歳ごろ シートベルトモード:目安として12歳ごろ |
総重量 | 13kg |
サイズ | W51〜55cm × D53.4cm × H64.9-82.2cm |
安全基準 | ECE R129/02 |
OAMTC テスト | 安全性:2.7 結果リンク |
サイベックス / パラスG
※画像は商品ページに飛びます。
さすがドイツの高級ブランドです。肌触りは高級感がある雰囲気です。
また、サイベックス パラスGの特徴的な装備がインパクトシールドです。
下の腰回りに装着している装備です。
ミカエルも座らせてみましたが、インパクトシールドの密着感は高いです。
正面衝突の事故を起こした場合、体が前にいく力がお腹にかかってしまいますが、インパクトシールドで体全体に分散させることで、衝撃をやわらげる設計のようです。
インパクトシールドによる圧迫感はありますが、代わりに横幅は広めに設計されているようで、思ったよりは開放感がありました。
『思ったよりは』広そうなので、ここは人によっては判断が分かれる部分だと思います。
使用期間 | 15ヶ月〜12歳ごろ (76cm〜150cm) |
総重量 | 8.9kg |
サイズ | W59.5cm × D40.5cm × H59cm |
安全基準 | ECE R129/03 |
ADAC テスト | 安全性:2.0 結果リンク ※PallasGの結果がないため、 参考としてPallasSの結果 |
まとめ:1歳で購入するおすすめチャイルドシート
今回、ご紹介させていただいた3点はどれも安全性が高く、安全性の観点ではおすすめできるチャイルドシートです。
高い安全性の中でも、チャイルドシートによって少しずつ個性があるので、赤ちゃんに合いそうなモノであったり、使い勝手の中で選択していただければ間違いないと思います。
チャイルドシートの選び方については、過去にこちらの記事でご紹介させていただいてます。
詳細は【チャイルドシート】選び方のポイントをご覧ください。
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