ミカパパ@ミカエル家です。
2020年にミカエルが産まれて、ミカエルの成長を日々見守っています。ミカエルの成長を見守る中で得た知識を共有していきたいと思います。
はじめて子供が産まれて、いざチャイルドシートを購入しようと思うと、どうやって決めればいいのだろう?
人生で買ったことないチャイルドシートをいざ買うとなると、失敗したくないですよね。
ミカエル家でも初めて購入する際にいろいろと調べて、お店の人に話を聞きながらチャイルドシートを決めました。
その後もいろいろとチャイルドシートについて調べてみると、購入したときには知らなかった情報もたくさんあり、今後チャイルドシートを買う方の手助けになればと思い書かせていただきました。
チャイルドシートの必要性
日本の法律では6歳未満の幼児はチャイルドシートを着用しないと罰則があります。
自動車のシートベルトは140cm以上を対象に設計されており、6歳以上でもベルトが首やお腹に引っかかって危険なことがあります。
罰則に対しても免除要件もありますが、子供の安全のためにもきちんとチャイルドシートは設置しましょう。
チャイルドシートの法律については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
詳細は【チャイルドシート】法律で着用が義務づけられているをご覧ください。
チャイルドシートの種類
ベビーシート(新生児〜1歳ごろ)
ベビーシートは主に0歳〜1歳ごろに利用するチャイルドシートです。
乳幼児は首がすわっていないので、寝かせるタイプです。
ベビーシートの多くは後ろ向きですが、一部横向きもあります。
チャイルドシート(1歳〜4歳ごろ)
チャイルドシートは1歳〜4歳ごろ使うシートです。
首が座り始めて、自分が座れるようになって使い始める目安です。
チャイルドシートは前向きに利用するシートが多いです。
新生児から使えるチャイルドシート兼用タイプ
乳幼児は後ろ向き、1歳ごろになると前向きに利用するとご紹介させていただきましたが、兼用タイプのチャイルドシートは、新生児期は後ろ向き、1歳ごろから前向きに変えられる機構を持っています。
そのため、主に0歳〜4歳ごろまで使えるチャイルドシートが多いです。
後ろ向きから前向きに変更する時期など、悩まれる方も多いようで、こちらの記事で解説しています。
詳しくは、【チャイルドシート】前向きはいつから?をご覧ください。
ジュニアシート(3歳〜10歳ごろ)
ジュニアシートは3歳〜10歳ごろに使うシートです。
背もたれやヘッドレストがついたタイプ、もしくは下に敷いて座高を上げるタイプなどあります。
一般的な自動車は135cm以上の方を対象に作られています。
そのため、135cm以下の子供を支えるために利用するシートです。
チャイルドシートの安全性
チャイルドシートの安全基準
いま販売されているチャイルドシートにはEマークというものがついています。
Eマークは国連が定める安全基準を満たしたチャイルドシートについています。
この国連が定める基準を日本も採用しているため、Eマークがついていないチャイルドシートは法律を満たせてないので注意してください。
国連の安全基準には従来基準の『ECE R44』と新基準の『ECE R129』があります。
ECE R129の規格に対応しているチャイルドシートは、安全性が高くおすすめです。
R129(i-Size)では側面衝突の評価が追加されています。
また、『頭部の加速度』、『胸部の加速度』、『腹部の圧力』といった衝突に対する評価基準が追加されており、より厳しい安全基準となっています。
詳細についてはチャイルドシートの安全基準 R129(i-Size)ってなに?をご覧ください。
チャイルドシートの外部評価期間(チャイルドシートアセスメント)
国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が一体となって、自動車アセスメント(JNCAP)の一環として、チャイルドシートのアセスメントを評価しています。
日本の基準ですので、主に日本製のチャイルドシートが評価されていることが多いです。
評価観点としては2つです。
- 前面衝突試験
- 使用性評価試験
『チャイルドシートの衝突に対する安全性』と『安全性を正しく発揮するための使い方』という2つの観点で評価しています。
日本性の販売量の多いチャイルドシートであれば、チャイルドシートの安全基準をなにを満たしているのか、そして、チャイルドシートアセスメントの評価を合わせて確認することで、チャイルドシートの安全性をより深く理解することができます。
詳細については、チャイルドシートアセスメントってなに?をご覧ください。
チャイルドシートの外部評価期間(ADAC)
ADACは『Allgemeiner Deutscher Automobil Club』の略称で、ドイツ自動車連盟と呼ばれています。
チャイルドシートの評価を行うことで、各メーカーのチャイルドシートの開発にフィードバックするために外部機関として評価を行っているようです。
衝突試験に加えて、操作性、人間工学に基づいた設計を主な評価方法としています。それぞれの割合は衝突試験(50%)、操作性(40%)、人間工学に基づいた設計(10%)でスコアは算出されています。
正面衝突だけでなく、側面衝突の評価も行っており、評価としては日本のチャイルドシートアセスメントよりも評価基準は多いです。
ADACはドイツの機関であり、主に欧州メーカーとチャイルドシートを評価しています。
こちらも、チャイルドシートの安全基準をなにを満たしているのか、そして、ADACの評価を合わせて確認することで、チャイルドシートの安全性をより深く理解することができます。
詳細はチャイルドシートを評価しているADACとはなにか?をご覧ください。
チャイルドシートを使うシチュエーション と おすすめ機能
ポイント1 どれくらいの期間利用するのか
帰省中などの短い期間でないか?
家には自動車はないけど、実家は自動車社会のような、里帰り出産の帰省の間のみ使いたいなど、期間が短い場合です。
このような短い期間での場合は、購入するよりもレンタルの方が安いです。
『新品』レンタルの価格一覧です。
joie(ジョイー) Arc360°(アーク) | 金額 | 参考ページ |
購入 | 27,800円 | カトージオンライン |
新品レンタル(2ヶ月) | 18,150円 | Good Baby |
新品レンタル(6ヶ月) | 23,650円 | Good Baby |
新品でなければもっと安くできますし、他の赤ちゃんが使ったチャイルドシートが嫌な場合でも、短い期間であればレンタルはお得です。
ポイント2 違う自動車に載せ替える頻度はどれくらいか
地方の自動車社会で生活していると、父親と母親の自動車2台持ちって多いですよね。
ミカエル家も2台でやりくりしており、普段はミカママカー。休日の遠出するときはミカパパカーと使い分けています。
チャイルドシートを載せ替えるときのポイントは2点
- 重量の軽さ
- ISOFIXに対応しているか
重量の軽さ
新生児用チャイルドシートでは重いものであれば、15kgくらいあります。女性で運ぶには少しつらい重さになってきます。
たまの載せ替えであれば、問題ないかもしれないですが、毎日載せ替えるような家庭では、その重量も考慮すべき選択肢だと考えます。
ISOFIXに対応しているか
ISOFIXという機能があります。下の画像がISOFIXというモノです。
ISOFIXに自動車が対応していれば、自動車にこの金具を差し込むだけで固定を完了でき、煩わしいシートベルトによる固定作業から開放されます。
詳細は【チャイルドシート】ISOFIXとは?にてご紹介していますので、ご覧ください。
ポイント3 乗せおろしの頻度はどれくらいか
載せおろしを行う場合、チャイルドシートが後ろを向いていると、腕を奥にまわして赤ちゃんを乗せる必要があります。
赤ちゃんが寝ているときなど、少しでも起こしたくないのに無理な態勢のために赤ちゃんを起こしてしまうことがあります。
そんなときにおすすめ機能がチャイルドシートが回転できる機能です。
※クリックすると商品ページに飛びます。
チャイルドシートが回転することで、スムーズに赤ちゃんを載せおろしすることができます。
赤ちゃんを起こさないという点では、トラベルシステムという機能があります。
自動車に載せたチャイルドシートをそのままベビーカーに取り付けて移動できたり、チャイルドシートをそのまま家に持ち込んで、バウンサーなどに利用することができます。
詳細は、チャイルドシートを買うならトラベルシステム!!にて紹介しているのでご覧ください。
デメリットはトラベルシステム対応のチャイルドシートは、利用できる期間1歳くらいなので、長い期間使えないことです。
まとめ:チャイルドシートの選び方について
チャイルドシートの必要性、安全基準、使うシチュエーション別のおすすめ機能としてご紹介させていただきました。
チャイルドシートの機能をつけていけば、重くなったり、価格が高くなるので、すべてを満たせるチャイルドシートというのは存在しないと思います。
そのため、使う方がなにを求めていて、なにの機能は必要で、なにの機能はいらないと判断できるように使い方からイメージしてご紹介させていただきました。
また、選び方以外にも短期間であれば、レンタルなどもご紹介させていただきました。
レンタル以外にもふるさと納税にもチャイルドシートがあるので、お得に手に入れるにはいい方法です。
ふるさと納税については、こちらの記事で紹介しています。
詳しくは【ふるさと納税】新生児から使えるチャイルドシートまとめをご覧ください。
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