ミカパパ@ミカエル家です。
2020年にミカエルが産まれて、ミカエルの成長を日々見守っています。ミカエルの成長を見守る中で得た知識を共有していきたいと思います。
チャイルドシートの商品ページを見てたら、『ADACの安全評価で高評価を獲得!』や『ADACの安全評価で○○ポイント獲得!』のような表現がありますよね。
初めてみると『ADAC?』と疑問がうまれますよね。
調べてみても、ぜんぜん分からなかったり、ページを見てもドイツ語で分からない・・・という悩みを持った方に、ADACの紹介やドイツ語からページ翻訳する方法などをご紹介していきます。
ADACとはなにか?
ADACは『Allgemeiner Deutscher Automobil Club』の略称で、ドイツ自動車連盟と呼ばれています。
活動内容は日本のJAFのようなロードサービスが主要事業です。その他に、出版、旅行代理店、旅行傷害保険、救急などを行っています。
ロードサービス事業の一環で、交通安全を呼びかけており、その中でチャイルドシートの評価を行っています。
チャイルドシートの評価を行うことで、各メーカーのチャイルドシートの開発にフィードバックするために外部機関として評価を行っているようです。
このような考え方は日本のチャイルドシートアセスメントと同じ考え方ですね。
チャイルドシートアセスメントについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
詳細はチャイルドシートアセスメントってなに?をご覧ください。
ADACのチャイルドシート評価
ADACのチャイルドシート評価方法
主な評価は正面衝突は時速64 km、側面衝突は時速50 kmで試験を行います。ADACのトータルスコアの40%は衝突試験で決まります。
衝突試験に加えて、操作性、人間工学に基づいた設計を主な評価方法としています。それぞれの割合は衝突試験(50%)、操作性(40%)、人間工学に基づいた設計(10%)でスコアは算出されています。
また、2011年からは子供が接触するすべての部分に汚染物質がないかも検査されています。
トータルスコアの算出には基本影響を与えてませんが、『満足できる』よりも悪い場合はトータルスコアを下げるようです。
また、スコアが表示されている処理とクリーニングについても、トータルスコアには影響してないです。おそらく人間工学の部分にクリーニングの項目があるので、そちらに反映されていると思われます。
各項目は5段階で判断されているようです。
0.6〜1.5:sehr gut(とても良い)
1.6〜2.5:gut(良い)
2.6〜3.5: befriedigend(満足できる)
3.6〜4.5: ausreichend(十分)
4.6〜: mangelhaft(不良)
ADACのチャイルドシート評価基準
各項目を以下の判定基準で評価されています。いろいろ翻訳して記載しているので、日本語は少し変な部分はご了承ください。
基準 | 詳細 |
---|---|
安全性 | 時速64kmでの正面衝突 |
時速50kmでの側面衝突 | |
ベルトの通し方、サイズ調整 | |
安定性 | |
操作性 | 誤った操作の可能性 |
子供の乗せおろし | |
チャイルドシートの設置、取り外し | |
チャイルドシートの切り替え | |
取り扱い説明書 | |
クリーニングのしやすさ | |
人間工学に基づいた設計 | チャイルドシートの空きスペース |
車内スペースの確保 | |
子供の座席位置 | |
快適性(シートベルト、視界) |
ADACのチャイルドシート評価の見方(自動翻訳)
ADACの評価ページですが、ドイツ語で書かれています。
ただ、ドイツ語でも頑張れば読めます!!
文明の進化による自動翻訳という機能があるので、3つのステップでご紹介していきます。
Step1.ADAC詳細ページのURLコピー
ADACのチャイルドシート詳細ページから、URLをクリックしてコピーしてください。
Step2. ADAC詳細ページをページ翻訳設定
① まず、Google翻訳のページを開いてください。
② 『言語を検出する』の一番右側『 ∨ 』をクリックし、たくさんの言語の中から『ドイツ語』を選択してください。
③『言語を検出』するの下側の空欄にStep1でコピーしたURLを貼り付けてください。
④右側の日本語の下側空欄にURLが出てくるので、こちらをクリック
Step3.自動翻訳でADAC詳細ページを表示
普通のページよりは表示に時間がかかりますが、少しおまちください。
ページが表示されれば、少し違和感のある日本語にはなりますが、ドイツ語よりはぜんぜん読みやすくなります。
ADACで評価されているチャイルドシート
ジョイー(カトージ)
チャイルドシート名 | 総合評価 | 安全性 | 操作性 | 人工工学に 基づいた設計 | 汚染物質 | 処理と クリーニング |
arc360° | 2.8 | 2.6 | 2.9 | 1.9 | 1.9 | 1.9 |
i-arc360° | 1.8 | 1.7 | 1.9 | 1.8 | 1.0 | 1.5 |
ハイバックブースタートレバー | 1.8 | 1.8 | 1.6 | 2.4 | 1.0 | 1.8 |
まとめ:チャイルドシートを評価しているADACについて
チャイルドシートの安全性を評価しているADACについて紹介させていただきました。
販売されている多くのチャイルドシートは法律に定められている規格である、ECE R44もしくはECE R129を満足していますが、規格を満足している中でも各社の競争力を評価しています。
安全性は事故しないと分からないので、購入する際には判断が難しいですが、こういった機関を参考にチャイルドシートの購入の判断に使ってください。
チャイルドシートは子供の安全を守るために重要なモノなので、ぜひ安全性の高いチャイルドシート選ぶの参考になれば嬉しいです。
また、チャイルドシートの規格、R44やR129については、こちらで詳細に紹介しています。
詳細はチャイルドシートの安全基準 R129(i-Size)ってなに?をご覧ください。
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