【チャイルドシート】ISOFIXとは?

チャイルドシートお役立ち情報

 

ミカパパ@ミカエル家です。

 

2020年にミカエルが産まれて、ミカエルの成長を日々見守っています。ミカエルの成長を見守る中で得た知識を共有していきたいと思います。

 

この記事はこんな方に向けて書いています
  • ISOFIXという言葉を初めて聞いて、調べている方
  • ISOFIXの具体的な装着方法を知りたい方

 

チャイルドシートを検討していると、見たことない『ISOFIX』というワード。

 

イソフィックス?

 

ISOFIXは最近ではアイソフィックスと呼ばれることが一般的です。

 

ISOFIXがどのようなモノか、そしてその使い方などを詳しく紹介していきます。

 

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チャイルドシートのISOFIXとは?

 

チャイルドシートのISOFIX紹介(初級編)

 

さっそくですが、下の赤枠部分がISOFIXになります。

 

 

この部品を使って、チャイルドシートを固定します。拡大画像がこちらです。

 

この固定具をISOFIX(アイソフィックス)と呼んでいます。

 

といっても、『これはチャイルドシートではないじゃないか!!』というツッコミが入りそうですが、これはトラベルシステムのチャイルドシートシートのベース部分になります。

 

トラベルシステムについては、こちらの記事で紹介しています。

詳細はチャイルドシートを買うならトラベルシステム!!をご覧ください。

 

チャイルドシートのISOFIX紹介(マニアック編)

 

ISOFIXはISOの規格なの?というマニアックな方からの声が挙がってきそうですが、ISOFIXはISO13216の規格にて定められた固定具です。

ISOFIXをヨーロッパのチャイルドシート安全基準(R44 や R129) が採用しているため、チャイルドシートの多くはISOFIXを装備しています。

 

また、2012年7月から自動車がISOFIXに対応することが義務付けられたため、ISOFIXの普及が進んでいます。

 

なお、チャイルドシートの安全基準である、R44やR129についてはこちらの記事で解説しています。

詳細はチャイルドシートの安全基準 R129(i-Size)ってなに?をご覧ください。

 

ISOFIXでのチャイルドシート設置手順

 

取り付け手法は非常に単純で、取り付けミスしにくい構造になっています。

 

3つのステップで解説していきます。

 

Step1. 自動車のISOFIXアンカーを見つける

 

自動車にISOFIXを設置するためのアンカー(鉄の棒)があります。

 

アンカーのある箇所について例1、例2を紹介します。

ISOFIXアンカーの場所 例1
ISOFIXアンカーの場所 例1
ISOFIXアンカーの場所 例2
ISOFIXアンカーの場所 例2

 

写真のような箇所の奥にアンカーがあります。

 

Step2. チャイルドシートのISOFIXを押し込む

 

自動車のアンカーにむけてチャイルドシートのISOFIXをあわせます。

 

ISOFIX対応チャイルドシートの設置方法

 

位置を合わせたら、チャイルドシートのISOFIXを矢印の方向へ押し込んでください。

 

Step3. チャイルドシートのISOFIXの緑色を確認

 

ISOFIXがきちんと設置できると、ISOFIXの設置誤りがないように色が変わります。

 

チャイルドシートのISOFIXの設置確認

ISOFIXの色が緑色に変わっていることを確認し、設置完了です。

 

チャイルドシートになぜISOFIXが必要なのか?

 

チャイルドシートは取り付けミスが多い

 

チャイルドシートの安全性を向上させるためには、製品の性能の向上に対して正しく利用することが重要です。

 

しかし、チャイルドシートを正しく使えてないユーザーが多いです。2019年の警察庁とJAFの合同調査によるチャイルドシート取り付け状況の調査でミスユースの割合が報告されています。

 

チャイルドシートの種類ミスユースの割合
乳児用43.3%
幼児用60.9%

 

チャイルドシートのミスユース頻度は非常に高いです。幼児用では半分以上がミスユースを行っています。

 

乳児用、幼児用ともに70%程度は『腰ベルトの締め付け不足』10%程度は『座席ベルトの通し方間違い』と全体の80%はミスユースです。

 

ISOFIXによりチャイルドシートの取り付けミス防止

 

ISOFIXの取り付け方法を説明しましたが、ISOFIXでの取り付けはミスをしにくい構造になっています。

 

シートベルト固定からISOFIXに経脳することで、チャイルドシートのミスユースを減らすことができるため推奨されています。

 

具体的には、チャイルドシートの安全基準およびチャイルドシートアセスメントでも評価されています。

 

チャイルドシートの安全基準R129でのISOFIXへの評価

 

チャイルドシートの新しい安全基準『R129』でも、固定方法はISOFIXのみに限定され、ミスユース低減を目指しています。

 

R129については、こちらの記事で解説しています。

詳細はチャイルドシートの安全基準 R129(i-Size)ってなに?をご覧ください。

 

チャイルドシートアセスメントのISOFIXの評価

 

チャイルドシートアセスメントでは、全面衝突試験のほかに使用性評価試験という試験が行われています。

 

使用性評価試験とは、ちゃんとチャイルドシートを設置できるか?という観点で評価されています。

 

その中でもISOFIXによる車の装着性として評価されています。

 

チャイルドシートアセスメントについては、こちらの記事で紹介しています。

詳しくはチャイルドシートアセスメントってなに?をご覧ください。

 

まとめ:チャイルドシートのISOFIXについて

 

ISOFIXについて、どのようなモノか、そして使い方などを詳しく紹介させていただきました。

 

チャイルドシートの使い方はメーカー努力によってハードの安全性を高めて来ました。

 

最近ではハードだけではなく、ユーザの取り付けミスをへらすための一つの手段が固定具をシートベルトからISOFIXに変更するように時代が変わってきています。

 

チャイルドシートの安全性を重視する方は、ぜひISOFIXのチャイルドシートを選択してください。

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